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◎「秋風の曲」によせて~二十五絃箏のための~
光崎検校が江戸時代後期に作曲した「秋風の曲」は、三味線に付随した箏曲ではなく純箏曲の
復興を目指し、箏組みの段物と組歌の合体を試みた作品です。また、この曲にのみに使用され
「秋風調子」と呼ばれる独特な調絃を用いたことでも有名です。
今回の作品においては、本来、箏(十三絃)で奏でられる「秋風の曲」の冒頭を二十五絃箏でま
ず提示します。その後「秋風調子」は「教会旋法」と呼ばれる西洋の教会音楽で用いられてきた
旋法や、現代音楽の特徴のひとつにあげられる「無調音楽」に移行したり、またその過程におい
て組歌の一部分に能の「謡」の要素を取り入れるなど、それぞれの様式が互いに影響し絡み合い
ながら様々な音楽に変化して行きます。
これらの、時として音と音の衝突になりかねない交わりが、箏の表現の幅と新たな可能性をさら
に拡げた二十五絃箏で演奏することによって、古典から現代、そして未来へと繋ぐ音となることを
願っています。
◎作品DATA
「秋風の曲」によせて~二十五絃箏のための~
作曲:高橋久美子(2014)
編成:二十五絃箏ソロ
演奏時間:約13分30秒
初演:第2回 花岡操聖 箏・三絃リサイタル - 繋 - 紀尾井小ホール
委嘱初演:花岡操聖
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