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界-KAI- 雅楽器 小アンサンブルのための2
雅楽で最もポピュラーな曲といえば「越天楽」が挙げられますが、この曲の編成は?といえば管、弦、打楽器と大編成でその重厚な音に圧倒されます。ところが個々の音色、響きはどうか?というと各楽器が互いに共鳴しあって独特な効果をもたらす部分もありますが、音と音とがマスクされてしまう部分も実際にはあって、それぞれの音をすべて聴き取り「個」としての音を楽しむのは難しいと私は感じています。
最近、雅楽器の演奏者との交流も増え、各々の楽器の豊かな音色はもちろんのこと、洋楽器や邦楽器と同じように各演奏者によっても音色が様々であるということを遅ればせながら知りました。そこで試みとして雅楽器 小アンサンブルのための曲を書いてみようと考え、今回はその2で(1は笙、篳篥、龍笛の管楽器)、楽琵琶、楽箏の可能性を追求しようと思いました。
界(かい)にはたくさんの意味が含まれています。存在するすべてのものには必ず「さかい」があります。その界(さかい)があるということは、逆の視点から見れば「個」があるということです。
さて今回の楽琵琶と楽箏の弦楽器による小アンサンブルはどんな響きがするのでしょうか。
(作曲家グループ<邦楽2010>コンサート「音のカタログvol.8」プログラムより)
作品DATA
界-KAI- 雅楽器 小アンサンブルのための2
作曲:高橋久美子(2018)
編成:楽琵琶、楽箏
演奏時間:約11分
初演:2018年12月3日 杉並公会堂 小ホール
作曲家グループ<邦楽2010>コンサート音のカタログvol.8
演奏:楽琵琶:中村かほる/楽箏:野田美香
https://youtu.be/DJ-mQz4zQHE?si=GutUwZSjLxfYXEAx
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