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花の雲まに 〜謡曲『吉野天人』より〜
引用テキスト「吉野天人」より抜粋(観世小次郎作といわれている)
〽花の雲路をしるべにて。花の雲路をしるべにて。吉野の奥を尋ねん
〽なうなうあれなる人々は何事を仰せ候ぞ
〽げにげに花の友人は。他生の縁といひながら。我等も同じその心
所も山路の友なれや
〽見もせぬ人や花の友。見もせぬ人や花の友。
〽いつしか馴れて花衣の。袖触れて木のもとに。立ち寄りいざや眺めん。
〽不思議や虚空に音楽聞え。異香薫じて花降れり
これ治まれる御代とかや
〽琵琶琴和琴笙篳篥。鉦鼓羯鼓や糸竹の。聲澄み渡る。春風の。
天つ少女の羽袖を返し。花に戯れ。舞ふとかや
〽霞もたなびく三吉野の。吉野の山櫻うつろうと見えしが。
又咲く花の。雲に乗り。又咲く花の。雲に乗りて行方も知らずぞ。なりにける
◎作品DATA
-箏、十七絃、声のための- 花の雲まに〜謡曲『吉野天人』より〜
作曲:高橋久美子(2012)
委嘱:竹村雅歌弥
編成:箏(声)、十七絃(声)
初演:2012年5月12日 雅歌弥・雅萌 二人会 〜箏・三絃・十七絃〜
川西文化会館 コスモスホール
演奏:箏:竹村雅歌弥、十七絃:竹村雅萌、歌:中川輝美(メゾ・ソプラノ)
(※原曲は箏と十七絃奏者による弾き歌いですが、初演は歌を独立したパートとした)
レビュー
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