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箏四重奏曲 みみらくの島
「五島列島の三井楽(ミミラク)の島へ行けば、亡き人の顔を見ることが出来る」という伝承があり、それは万葉集や蜻蛉日記にも詠まれている。
かつての三井楽は遣唐使の日本における最後の寄港地であり、交通上の要地であった。と同時に遣唐使の生死の境を定め多くの人々の冥土への旅立ちの場所でもあった。すなわち、この地では誰もが神仏の加護にすがるほか術はなく、生への蘇りを切望し、また死霊の冥福を願ったのである。
このようなことから、生者と死者の行き交う場所とされたのが「みみらくの島」である。
この箏四重奏曲「みみらくの島」では演奏者に響き(魂)を伝え合う役割を担わせ、それぞれの旋律が絶え間なく交差し、時には一体化しながら、あの世ともこの世とも言えない第二の世界「みみらくの島」がステージ上で展開されればと願っている。
◎作品DATA
箏四重奏曲「みみらくの島」
作曲:高橋久美子(2009)
委嘱:日本音楽集団
演奏:箏Ⅰ:桜井智永、箏Ⅱ:田村法子、箏3:久本桂子、十七絃:城ヶ崎美保
編成:箏3、十七絃
演奏時間:約14分
初演:2009年9月8日:日本音楽集団第196回定期演奏会「邦楽器アンサンブルの展望Ⅱ
津田ホール
https://youtu.be/dUSyd-9rvF0?si=zuPe7uoWRUerS9eh (2024年/第242回定期演奏会)
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